自転車の青切符制度が4月から始まり、数か月が経ちました。
環境の変化に伴い、「自転車保険に入っておいた方がよいのかな」といったことを考えたり、
家族で話題にしたりする機会が増えていると思います。このタイミングを機に、保険でどのような補償の備えをしておいた方がよいのかを考えてみましょう。
個人賠償責任保険と自転車保険の違いを知っておきましょう!
多くの自治体で加入が義務化されている「自転車保険」とは、正確には「相手への損害賠償」をカバーする保険を指します。そのため、個人賠償責任保険に加入していれば、自転車保険の加入義務を満たしているとみなされます。
では、個人賠償責任保険と自転車保険の違いはどこにあるのでしょうか。主な違いは「自分のケガが補償されるかどうか」と「補償される事故の範囲」の2点です。個人賠償責任保険も自転車保険も、相手への損害賠償をカバーすることは共通していますが、個人賠償責任保険はその名のとおり賠償責任のための保険ですので、自分がケガをしても補償の対象にはなりません。(特約等がない限り、自身の治療費は出ない)一方で自転車保険は自分のケガも対象になり、自身の入院・通院・手術・後遺障害などの補償が受けられます。
2点目の補償される事故の範囲については、個人賠償責任保険が自転車事故以外(水濡れ・ペットの事故・買い物中の破損など)も含むのに対して、自転車保険はその名のとおり原則として自転車事故のみが対象になります。
加入の仕方にも違いがあります。個人賠償責任保険は個人が単独で加入することはほとんどなく、団体保険として加入したり、自動車保険や火災保険、クレジットカードの「特約」として付帯したりしていることが一般的です。一方で自転車保険は単体で気軽に加入できる保険として販売されています。自治体によっては加入を義務化しています。
どのような備えが必要か保険代理店に相談を!
今回は自転車保険を例に挙げましたが、実は一度耳にしたことのあるようなゴルファー保険やヨット保険、テニス保険なども個人賠償責任保険との違いについては同じようなことがいえます。
このように、自身が加入している保険やお持ちのクレジットカードなどでどのような補償の特約がついているかどうか、そして自身のケガの備えとして専用の保険にきちんと加入しておいた方がよいかを、この機会に確認しておくとよいでしょう。その際は頼りになる地域の保険代理店に相談することをおすすめします。
豆知識
個人賠償責任保険も自転車保険も、加入者本人だけでなく、配偶者、同居の親族、別居の未婚の子までカバーされるのが一般的です。加入の際は念のため確認しておきましょう。
出典:一般社団法人日本損害保険代理業協会「みなさまの保険情報」
